２０10年10月17（日）　小中学生　秋のレクレーション
小中学生を中心に秋のレクレーションを実施いたしました。 内容は、スクールに集合して新宮町を巡回している１００円バス（マリンクス）に乗り立花山へ向かい登山。 下山後、スクールにてBBQをするというものでした。 当日は穏やかな秋晴れになり、とても気持ちのよいレクレーションが出来ました。 今回のレクレーションの趣旨はスクールの小中学生の親睦をより深め、また団体行動の中での自分の役割やルールを守ることの大切さを感じてもらう。 そして、自然の中でのびのびと遊ぶことにより、本来子供が持っている子供らしさやバイタリティを発揮してほしいと思い企画しました。 昔は近所の野山を走り、川で泳ぎ、泥だらけで遊んでいる子供たちが普通にいたと思います。 最近では、子供たちは外にいるにも関わらず輪になってゲーム機を操作して遊んでいるところを見かけます。（お互いの目も見ないで・・・） やはり、子供らしさというのは大人のように何か物事をするときに「損か得か」で考え動くのではなく、 「ただ楽しいからやる、損得抜きで動く」その清々しさが魅力だと思います。 今回、BBQも準備から片付けまでを大人の知恵を借りて、すべて子供たちの手で行いました。 力仕事は中学生が、細かい作業は小学生が、それぞれその分担を楽しみながら熱中して行ってくれました。 すべての作業を自分たちで行うことによって、普段家で親がしてくれている身の回りのことの有難さや苦労を感じてくれると嬉しく思います。 このような活動のなかから、自分の出したごみは自分で捨てる。自分の脱いだものは自分で片付けたり、食べた後の食器を自分で片付け、後で洗いやすくするために水につけておく・・・といった人に対する思いやりの心を持ってほしいと思います。 また、小学１年生から高校２年生までの集団の中で、自分のポジションを自分で探り感じること。 気の合う友達も、逆に気の合わない友達もいると思いますし、いて当然だと思います。 その中でどのように行動しどのように楽しむか、どこを我慢してどこで自分の主張をはっきり出すか。 年上のお兄ちゃんにどうやって相手をしてもらうか、年下の子にどうやって接すれば喜んでもらえるのか・・・・ 昔は、子供会の野球や近所の友達や大人との遊びの中で、自然に身につけていった人とのコミュニケーションのとり方、人との距離感。 自分には出来ない遊びを上手くこなすお兄ちゃんに憧れを感じたり、自分が出来ることを年下の子に手をとって教えたり・・・・。 土の匂いや木の匂い、ピーマンを切ったときの匂い、玉ねぎの皮をむくときの匂い、炭に火がついたときの匂い、肉が焼ける匂い、 山登りの途中で転んでけがをした痛み、カマキリにかじられた感覚、包丁で野菜を切っていて指を怪我したときの痛み、 友達と取っ組みあって相撲をするときの、相手の体温や、昼の日差しの中の温度や、夕暮れの肌寒くなったときの温度、 何気ないその一つ一つが、子供たちの五感を育てていくこととなり、楽しみながら自分の体を動かして覚えたことは身体と心の中に深く記憶として残っていくものだと思います。 昔は当たり前にあったものが、今ではなかなか体験できない状況の中に子供たちが存在していると思います。 でも、ちょっと見渡せば自然はまだまだいっぱい残っています。 今後も自然の中でのレクレーションを通じて子供たちとたくさんの思い出をつくりながら一緒に成長していきたいと思います。 毎回、イベントの際にはたくさんの保護者の皆様にご協力をいただきまして誠にありがとうございます。感謝申し上げます。
昼過ぎにスクール集合	スクールからすぐのバス停から
１００円を握りしめて全員乗車	バス停から山まで
登山口の神社でトイレ休憩	いざ登山開始
途中でカマキリをつかまえた	山水を飲んで
休憩	あぶない挑戦
山頂まであと少し	登頂
やった〜	スクールを探す
自分の家を探す	好奇心旺盛
山頂にある高い木に	まだまだ登り足りない様子、何人登ってる？
集合写真	下山時に集団行動を乱して心配をかけた
メンバーで階段ダッシュ	神社の広場で走り回り
相撲大会が自然発生	小さい子が力を合わせて
ライバル同士	またまたライバル
力強く	投げ飛ばしていました
女の子も	時が経つのを忘れていました
帰りも１００円バスで	ＢＢＱの準備開始
なかなか火が起きない	その間に小さい子で調理
まだか？	ほのぼのと玉ねぎの皮むき
みんなお腹すいているから一生懸命	やっと火が起きた
早く食べたい、そうたフライング？	カンパイ
みんな食べまくりました	まだ食べるか
小さな子は食べ終わるとまた走り回り	気がつくと裸でした
最後は焼き網洗いまでしっかりと	ごみの分別も全て終了、おつかれさまでした
凄く楽しいレクレーションとなりました　感謝
撮影：栗栖初音